明けまして、おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
2025年春分ころ、地球のお庭 植物の自由学校を開校したいと思っております。どんな学校なのか少しずつお伝えしていきますね。
今日はプロローグ。地球のお庭 植物の自由学校を手伝ってくれるウツボグサを軽くご紹介。
ウツボグサとの共鳴・気づき
こちらはウツボグサの新芽。
ウツボグサは里山に自生するシソ科の植物。里山薬草学でも6月に学びます。
紫色の花が咲くのですが、ウツボグサの花を真上から見た時、時計みたいだなって思ったことがあります。
二十四節気の冬至、七十二候の第六十四候(過ぎてしまったけれど12月21日(土)~12月25日(水))に「乃東生(なつかれくさしょうず)」というのがあります。
ウツボグサが芽を出す時期という意味です。
二十四節気の夏至、七十二候の第二十八候(6月21日(土)~6月25日(水))「乃東枯(なつかれくさかるる)」は、ウツボグサが枯れる時期という意味です。 冬至と夏至という重要な季節の節目に登場するウツボグサ。
なぜウツボグサが暦の重要な時期に登場するのか気になって、昨年の秋ごろからウツボグサを鉢に植えて観察中です。
冬至の頃気づいたのは、霜にあたると、多くの植物がしなだれていったり、赤や茶色に変色するのですが、ウツボグサは青々としています。
もちろんウツボグサも霜で凍るのですが、ほかの植物の状態と異なりました。ほかの植物のようにやおやおしなしなにならず、まるで葉が氷のようで触るとシャリシャリ氷を割るような感触でした。
こんなにも固まることに驚きですし、凍ってもなんともないウツボグサにも驚きです。三原理でいうと、塩が強い植物ですが、固いという質は寒さにも強いのですね。
ウツボグサが実際に新芽を出すのは、花が立ち枯れした後で秋には新芽が出ています。
なんで、冬至芽なんて言われているのか不思議でしたが、冬至のころ、青々とした葉が目立つからなのかなと感じました。
地球のお庭 植物の自由学校へ
ちょうどウツボグサの観察を決めたころからか、2025年は「地球のお庭 植物の自由学校」をやりたいなという思いがわきあがってきており、この冬至以降その詳細を考え深めておりました。
1年を通じて、フィールドで里山の植物や地球のお庭の植物を見て触れ自分に必要な薬草を選べたり、植物の生命力を感じることのできる学校。
農にも力を入れて、ホーリーバジルの栽培やロックガーデンのハーブを一緒に育てたりもしたいと考えています。(詳細は少しずつお話します)
それから、季節を味わい、季節行事も大切にしたいと感じます。
季節の養生はどの伝統医学の背景にもありますが、その季節のうつろいに意識を向け、それを味わう感覚からは離れていっている現代生活。
まず季節を感じる力が必要かなと思います。里山は自然をありありと感じることのできる場所です。
季節や暦を通じて、自然や植物との結びつきを大切にし、自然への畏敬の念を高めていくことにつながればと思います。
具体的には日本の植物と行事、その季節にまつわる植物の物語をお伝えしたり観察します。
植物療法を学んでいる方にはケルトの思想や暦が自然界との関わりや洞察を深めてくれるかと思いますので、そちらも紹介したり、円で時間と空間認識を捉えることのできる地球暦も植物の自由学校に活かしたいと考えております。
1年通じて里山の暦を皆とつくれたらと思います。
そんな季節と暦、自分の関係を深めることに意識が向いているときに、ウツボグサを観察することになりました。
ウツボグサを観察するから、自分の想いがこのように導かれるのか、自分の無意識が先に2025年を受け取りウツボグサを選んだのかわかりませんが、とにかく2025年の私のメディスンはウツボグサ。ウツボグサにサポートしてもらいながらともに歩みます。
ウツボグサの観察記録シェアしていきますね。
★★★お知らせ★★★
〇第8期 自然の叡智につながる植物観察講座 は2025年3月開講です。
オンライン受講と教室での対面受講、どちらも可能です。30分程度のコース説明会を現在行っています。ご興味のある方はお問い合わせください。現在日程調整中です。ご希望の曜日などある方はお知らせください。
〇季節の巡りと色の体験
1月21日(火)午後1時半時~3時半 単発受講受付中
1月開講 季節の巡りと色の体験 広島教室のみ – ハーバルメディスン|Herbal Medicine
テーマ: 富士山 菩提樹の下で
〇地球のお庭 植物の自由学校 2025年3月~開講
詳細をお楽しみに。
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