こちらは
〇薬をつくる道①植物と対話しながらの薬作りとは | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)
〇薬を創る道②植物との対話に必要な植物観察のステップ | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)
の続きになります。
植物と対話しながらの薬創りについて綴っています。
前回は、植物の秘密の言葉を読み解いたり、霊に関するものを思考するための植物観察のステップについてその流れの意味をお話しました。
植物観察と植物との共鳴
これまで述べた、植物観察のステップは、植物とじっくり対話するように観察していきますが、最終的には、何かその植物から自分への必要なメッセージを受け取ることができます。
それはきっと、植物観察を通じて、その植物との交感ができ、私たちの魂と植物との共鳴がおきた結果、もたらされるものだと感じています。
フラワーエッセンス療法の原理は共鳴です。
共鳴とは同じ固有の振動数を持つ音叉を二つ用意して片方を鳴らすと、もう片方も鳴る現象です。違う振動数を持つ音叉同志は片方を鳴らしても片方がなることはありません。
植物たちも共鳴する惑星のエネルギーを受け取り、それらが姿・形・色・薬効などに表現されています。それは私たちも同じです。
観察するご縁をいただいた植物は、何等か自分自身と共鳴で引き合っているといえるかもしれません。
植物との共鳴と自分の人生
植物観察を積み重ねながら、自分の日々の内的なプロセスが植物によって導かれるということを最近実感するようになりました。
日々自分自身についてネガティブな感情から気づくことや、目の前の出来事から学ぶべきこと、その癒しや霊的成長が、今観察している植物と共鳴していることに気づきました。
自分自身の内側で起こる気づきを通してその観察している植物の本質的な力に気づくのです。
もしかして、その植物を観察しているから、その植物を通じて、その植物に関係する必要な学びが、私の人生に起こるといってもよいかもしれません。
これって、バッチ博士と同じ!!とある日気づいたのです。
バッチ博士とレメディー探し
イギリスの医師で細菌学者でもあるエドワード・バッチ博士によって、今から100年近く前、初めてフラワーエッセンスが作られました。
バッチ博士は、1928年アスク川のほとりで最初のレメディー(インパチェンス)と出会い、それから7年、病に苦しみながらも全38種類のレメディーを完成させ永眠されました。
どのように38種類ものレメディーを多くの植物の中から発見したかというと、自分の中に起こる強烈な内的プロセスと目の前の植物との共鳴によってです。
(バッチのフラワーレメディー植物のかたちとはたらき ジュリアン・バーナードの本をお読みください。以下そちらを参考・引用しています)
バッチ博士は人の病気の治療のために、植物の物理的な薬効や特定の病気に対する特定の物質を取り入れるのではなく、人間の感情的、精神的な態度に働きかけるものを探していました。
病気ではなく、人を観て、感情のタイプやグループと釣り合う性質を持つ植物を探していました。
バッチ博士は直観力があり、霊的に開いた人間であったことは疑いの余地がありませんが、自身も自身が考えた感情のタイプやグループに例外なく当てはまると考え、自分を見つめることによってレメディーを見つけていきました。
バッチ博士は亡くなる少し前の講演で、自分の発見したレメディーの本当の効果は、「人間を内なる神性に近づける」点にあると述べています。
内なる神聖こそが私たちを癒すのです。(p10引用)
植物観察はバッチ博士が体験していることそのものだと感じましたし、植物観察も私たちを神性に近づけることによって、私たちの魂を癒すことができるのです。
つづく