次のステージのために、快適な仕事を手放した話1

この12月いっぱいで、多くのものを手放すことにしました。

・15年行ってきたNARD JAPANの認定校(アロマの協会の認定校)
・20年以上勤めた整形外科クリニックでのアロマの施術(週1回)
・理学療法士
・アロマセラピスト
・医療でのアロマテラピーの導入や、医療従事者への勉強会や講演会

それに合わせるかのように、いろんなことが、どんどんシフトしていっている真っただ中です。

車も、パソコンも壊れ、新しいものに変えることに。

他にも、事務仕事のスペースも変わったり、自分のプライベートの部屋も大きく模様替え、教室の部屋も片付けをし、仕事のやり方、情報発信やオンラインレッスンのプラットホームの変更、ファスティングで体のデトックス。

一人でいろいろ抱えてすべてこなすやり方もシフトチェンジし、いろんな方の助けをお借りする方向性に。

いろいろ変容中ですが、しばらく蛹のような感じで、カオス状態が続きそうです。

これまで私の土台となっていた仕事

これまでNARD JAPANの認定校を行うことで、私は多くのことを学び、メディカルアロマ、解剖生理学、免疫学の知識の土台を築くことができました。

認定校の仕事は私の中心となり、これまで仕事が順調だったのは、NARD JAPANのおかげと思いますし、協会には感謝しかありません。

また、全国でも数が少ないNARD JAPANの最上位資格のアロマ・トレーナー、アロマ・セラピストトレーナーを取得し、難しい勉強をともにし、励ましあいながら、本音で話せる友人もたくさんできました。

大好きなアロマの仕事。

でも、いつごろからか、アロマが好きなことは変わりはないのですが、認定校の仕事について、自分の中には学び切った、やり切った感覚がありました。

認定校の仕事を長い期間かけて徐々に減らし、タイミングの合わない、新規の受講生さんを断るようになりました。(ニーズがあるのに断るなんて、普通に考えたら大馬鹿ものです。すみません 笑)

自分の中で、嫌いな仕事ではないし、お伝えしているときには、それなりに楽しいし、一生懸命伝えたり準備したり、生徒さんも喜んでくれていると思うのですが、

私自身が個人的に心から一番伝えたいことが、この限られたテキストの中、さらに資格取得や知識を得ることが目的でそれを望んでいる方には、ダイレクトに伝えられないという感覚が強くなっていきました。

私は認定校をやめると公言するようになりました。

1年前、インストラクターコースが終わったタイミングで、本気でやめようと思っていたころ、セラピストコースの強いご希望をいただきました。(いつもやめようと思うと、お客さんの気持ちや状況に流されて、ずるずるなかなかやめられない。。。)

これを最後にする!と決めました。

もう、その時、私には教える気持ちがなかったので、他校から先生をお呼びして、開講することになりました。

そのセラピストコースがこの12月で終了し、皆様無事に終えることができました。ちょうど、アロマ・アドバイザーコースも同じタイミングで、終了しました。

縦の糸、横の糸、いろんな人の気持ち、自分の気持ち、私と関わりを持つ人、空間や時間、さまざまに織りあい、重なり合い、今というタイミングになったのだと感じました。

すんなりNARDにも認定校をやめる旨を伝える流れになり、誰かに引き留められることもなく、するっと、終えることができたのでした。

それから、整形外科クリニックでのアロマの施術も手放すことに。

私は、大学を卒業し、数年ほど理学療法士として働いていました。

そんな中でアロマに出会い、医療の中にアロマを取り入れ、ホリスティックな関わりを患者さんにしたいという気持ちで理学療法士兼アロマセラピストとして仕事をしてきました。

アロマの施術を初めて本格的に取り入れることができるようになったのは、この整形外科クリニックです。

院長は、私の思うように、やりたいように本当に自由に働かせてくれました。

この仕事のおかげで、ほかの医療機関でのアロマの導入や看護師や医療従事者さんたちへのアロマの講演会も、ほんとに大勢の方にたくさんやってきました。

整形外科クリニックを退職するとともに、これらの活動や、理学療法士、アロマセラピストの仕事も同時に手放すことになります。

クリニックの患者さんも、スタッフも、もちろん院長もみなさんいい方ばかり。

給与も、ここに週1回行っていたら、田舎暮らし十分だよね。というくらいの給与をいただいていました。

本当に快適で、ノンストレスの仕事で、何一つ、いやだと思うこともありませんでした。なので、20年以上も、勤務を続けてきたわけです。

実は今年の9月頭頃は、まさか自分が退職するとは1mmも思ってもいなかったのです。

NARD JAPANの認定校も、整形外科クリニックも一生懸命やってきたどちらも大きな私の土台。

その土台が失われるのは私にとって大きな変化です。

なぜ快適な仕事を手放すことになったのでしょうか?

それは、今年の9月の誕生日頃のお話です。

太陽天球の秘密について

今年の9月の誕生日、毎年、年を重ねていくわけですが、今の自分がこれまでで一番最高!と思えました。

ここ数年そのようになっています。

以前はというと、、、

思い返せば、数年前までは、特別悪いことが起こったり停滞しているわけでもないのですが、自分では今年も変わりばえがない普通の一年だったなぁと感じていました。

何が違うのかなと過去を振り返ってみました。

惑星と年齢域はつながっていて、それぞれの年齢域で人生のテーマがあります。

21歳~42歳は、太陽の成熟期にあたり、自分の居場所を確立するとても重要な時期にあたります。この頃に自分はあんまり変化しないなぁと感じていたと思います。

太陽期に、太陽天球の秘密が私たちに開示されるそうです。秘密とは、私たちが生まれてきた使命や目的のようなもの。

でも、その渦中にはそれを感じることができません。

太陽期を過ぎて、やっと太陽的なものの反映を観ることができます。

みなさんは、特に21歳、28歳、31.5歳、35歳、42歳の前後の転換期で何か、大きなことが起こりませんでしたか?

私もやはりこの転換期に、意識がシフトする重要な出来事が起こっていたなぁと感じています。理学療法士の資格を取得したり、アロマで起業したり、結婚したり、里山へ引っ越ししたり、ポイントポイントが当てはまっています。

私自身の太陽天球の秘密は何だったかな?と振り返りました。

健康に関すること、医療での仕事、理学療法士、代替療法を医療に取り入れる、医学的知識や病気について深く学ぶ、人間について学ぶ、内観、じっくり観ること、アロマ、ハーブ、フラワーエッセンス、植物、自然、人との関わり、起業、仕事、自分のためにおもいっきり時間を使う、自立、自分で創造する、そんなことを太陽期にたくさん経験してきたと感じます。

葛藤の火星の時代(42歳~49歳)に入り、この期間に入ってから誕生日に今の自分が一番最高!と思う幸せ度が増している気がしています。

葛藤はもちろんあるのですが、やりたいことがどんどん洗練されて、自分自身の内側から生じる衝動に従い、本当にやりたいことをやっているという感覚が年々増してます。

もう良い年になりました。

太陽期は、しっかりと受肉し、この世の自分の居場所を見つける時期ですが、太陽期を過ぎると、今度は離肉に向けて、物質的なものを徐々に手放し、霊的なものを復活するプロセスに入ります。

あれこれ、いろんなことを体験し、自分に何が合っているのか模索する年代は過ぎました。

人生後半、限られた時間の中、自分にしかできないことをこれからやっていく必要があります。(つづく 次のステージのために快適な仕事を手放した話2








土屋いづみ

植物観察家:植物の言の葉を読む人。夫と猫4匹と里山で暮らし。
里山に生えている植物や、地球のお庭と名付けた畑で植物を観察しながら、自然の叡智につながる植物観察講座、四大元素と植物観察、里山薬草学、植物から学ぶフラワーエッセンス講座などをお伝えしています。日々のレッスンの様子は、インスタとFacebookをチェックくださいね。
「植物の色・形・ふるまいには意味がある。植物を対話するように観察すれば、精妙な感性や本質を観る目を養う。植物、人間、宇宙のつながりを知る古からの学びや植物との共鳴を通じ、自分と自然の叡智に触れる。」

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