被爆樹木の聲を聞くワークショップ、オンライン座学編 終了しました。
被爆樹木と縁が深い小学校の先生が講師です。
平和学習を通じて、長崎と広島の子供たちと合同で被爆樹木をテーマに歌を作り、世界5ヵ国語に訳され、世界に発信中。
この活動を通じて、子供たちが経験したこと、子供たちに生まれてきた想い、そんなお話からスタート。 本当に清らかな声の歌。心に響き、涙。
しゃべらないと思いこんでいる樹木の聲を聞くこと、それにはどんな意味があるんだろう。 そんな事が深く落ちる内容でした。
命を大切にする心、地球の緑、きれいな空気、酸素を生み出していることへの感謝、平和な気持ち、希望を持つこと、力強く生きること、ともに生きていくということ、 被爆樹木はそんな大切な気持ちを思い出させてくれる。
子供たちには、被爆樹木が虹に見えたのだそう。
だから、子供たちが作った歌は、「レインボー ピースをつなげて」。
アオギリの前で語り部として活動されていた沼田鈴子さんのお話も、みんなに聞いてほしい。
アオギリが、生きる力を鈴子さんに与えてくれたこと。
色々な被爆樹木をご紹介いただきました。
被爆樹木は、爆心地から2キロ以内にあって、原爆で傷つきながらも生き延びた木のこと。
爆心地側に傾いているのが特徴。爆心地を覆うように囲っています。
なぜ、爆心地の方に傾くのか、いくつか、科学的な説のお話なども聞きました。
被爆樹木は、広島だけに存在しますか?
いいえ、
長崎、
チェルノブイリ、
福島の森にも。
決して、昔の話、終わった話ではありません。
福島の森のお話も今回ありました。
今、広島の被爆樹木が、福島の森のためにも、研究されています。
被爆樹木のこと、知ってほしいです。
座学は、ご希望があれば、オンラインで開講可能です。
ご希望の方はお知らせください。
次回の被爆樹木の聲を聞くワークショップ フィールド編は、沼田鈴子さんにゆかりのある平和公園のアオギリと、吉島稲荷神社。 8月9日(日)9時から11時。
参加費2000円+エコマネー。