里山薬草学 1期生 最後のレッスン。
昨年の12月から始まった1期生。一年の季節の巡りを終えました。
最後は、カリン、キク、メマツヨイグサ(イブニングプリムローズ)。 実習はカリンののど飴作り。
トロミを活かして水飴に。 精油やハチミツも加えました。
メマツヨイグサは、たくさんの量の種を取りました。
それから根も掘りました。 根は、ダイコンの小さいのみたい。味もカブに近く、アクがなく美味しい。
北アメリカ原産の植物で、アメリカ先住民は、根を乾燥させて保存食として食べたそう。 根もお薬。
最後、この一年を振り返り、修了式をしました。
修了者には(一社)Herbal Medicine認定の里山薬草アドバイザーの資格を授けることにしました。
書籍だけ読んで、試験を受けて合格すれば得られる薬草の資格もありますが、 皆さまは学んだすべての植物に実際に触れて、五感で体験しています。 体験重視。
自然や植物たちとの関係性が深まるのが、Herbal Medicineのレッスン。
自然への畏敬の念や感謝の気持ち、自然や植物を愛する気持ちが土台に育まれれば、 これから先も自然と共に学んで、知識や知恵を当然深めていけることでしょう。
4名の里山薬草アドバイザーさん、誕生。 このレッスン終わっても、全員また別のクラスで一年を巡ってくださるので、さみしくありません。 これからもよろしく。