里山薬草学 第3期 本当の薬草使いとは?

里山薬草学 月曜日コース2回目。

本日の各論は、アカメガシワ、ヤブカンゾウ、アマチャズル。

ヤブカンゾウ

いずれも、近くに自生する植物。雨の様子を見ながら、フィールドへ。

ヤマジノホトトギス、ゲンノショウコの花が咲き始めました。

ヤマジノホトトギス

コウゾの実や、アマチャズルをかじって、味見。

コウゾ

実習は、アカメガシワの樹皮や、葉の採取の仕方をお伝えし、お持ち帰りいただきました。

アカメガシワ 樹皮むき

観察実習は、高度なツユクサ。

ふたごのツユクサ

まず基本の植物の構造を学び、ツユクサの構造を考察。

なぜ、里山薬草学で形態学を重要視するか。

それは、こちらの講座の目的は、自生の薬草について知ったり、フィールドの薬草を覚えたり、活用を知ったりというのが、一番の目的ではなく、一年間、植物と季節をめぐりながら、小さな宇宙をしっかりと観て、自然界への畏敬の念や、植物への配慮を思い出し、自然界との関係性を深めるというのが、背景にあるから。

ただの田舎暮らしで、身の回りに薬草もたくさんあって、どんどん採取して活用ができればいいというのとは、反対のことを学ぶため。まだ始まったばかりのクラス。

真の薬草使いとは?

これから少しずつ。

9月1日から里山薬草学開講いたします。1年間里山の薬草を勉強します。
9月開講 里山薬草学 対面レッスン   | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)

土屋いづみ

植物観察家:植物の言の葉を読む人。夫と猫4匹と里山で暮らし。
里山に生えている植物や、地球のお庭と名付けた畑で植物を観察しながら、自然の叡智につながる植物観察講座、四大元素と植物観察、里山薬草学、植物から学ぶフラワーエッセンス講座などをお伝えしています。日々のレッスンの様子は、インスタとFacebookをチェックくださいね。
「植物の色・形・ふるまいには意味がある。植物を対話するように観察すれば、精妙な感性や本質を観る目を養う。植物、人間、宇宙のつながりを知る古からの学びや植物との共鳴を通じ、自分と自然の叡智に触れる。」

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