今年も植物観察がスタート。トップバッターはセツブンソウ。毎年、キンポウゲ科の植物から観察します。
春をつげるスプリングエフェメラルと呼ばれる植物。 とてもかわいらしい小さなお花です。
セツブンソウが好む環境や場所を確認したく、庄原の自生地に行きました。
まだ雪が山裾や日陰には残り、雪の下となっていてまだ咲いていない場所も多いです。 日当たりの良い場所のセツブンソウを観察しました。
花弁に見えるのは萼片。花弁は退化して黄色の蜜腺に。 二又に分かれて、底に蜜があります。 多数の雄蕊。雌しべはマゼンタ色で 2から5本。 萼片はま5枚が基本ですが、6枚以上のものもたくさんあります。
虫媒花でもあり風媒花でもあるそう。 早春で虫が少ないから用意周到なのですかね。
これから、キンポウゲ科のフクジュソウ、オウレン、ユキワリイチゲなどの植物たちも見に行かなきゃです。