人生の軌跡と奇跡⑤~Herbal Medicine~

こちらのブログは人生の軌跡と奇跡④の続きになります。①からお読みください。

人生の軌跡と奇跡①
人生の軌跡と奇跡①居場所探しへの道のはじまり | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)

人生の軌跡と奇跡②
人生の軌跡と奇跡②~アロマの導き~ | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)

人生の軌跡と奇跡③
人生の軌跡と奇跡③人生最大の転機の訪れ | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)

人生の軌跡と奇跡④
人生の軌跡と奇跡④~植物観察との出会いと植物の知恵や本質に根付いた植物療法へ~ | ハーバルメディスン|Herbal Medicine|植物療法|広島県広島市 (herbal-m.jp)

「植物の色・形・ふるまいには意味がある。植物を対話するように観察すれば、精妙な感性や本質を観る目を養う。植物、人間、宇宙のつながりを知る古からの学びや植物との共鳴を通じ、自分と自然の叡智に触れる。」

私の一生かけて皆様に伝えたいメッセージがどのように生まれたのか、私の人生の軌跡(バイオグラフィー)をたどりながらお伝えしています。

今回は、いよいよ最終回。観察のステップの真意と私の人生のつながりについて。

最大の手放しからシンプルな肩書のない私へ

医療や健康、植物療法に関する私の価値観はどんどん変化し、物質的な視点、西洋医学を中心とした視点における医療や健康の価値観の中に身をどっぷりと投じる必要はなくなったと感じ、2022年12月にナード・アロマテラピー協会の認定校と、整形外科クリニックでの仕事、理学療法士、アロマセラピスト、医療関係者への講演や医療の中への植物療法導入の仕事を手放しました。

これもまた、大きく葛藤した上での選択でした。なんせ、私の人生にとって、これまで20年以上培い行ってきた大きな土台が失われる変化・チャレンジだからです。

幼いころに両親の居場所探しの影響を受け、環境の変化による安定した居場所がないという根っこの養育不足だった私は、環境の影響や周囲の人の影響を受けやすい繊細で敏感な状態で成長しました。

「私」という認識が弱いまま社会人になりました。

それを埋めるために、社会の中で安定し人から信頼される医療という道に進んだり、たくさんの資格を取得し、「私」にたくさんの鎧を着せて私を作ってきました。

そんな私でしたが、シンプルな肩書のない、そのままの「私」へ戻りたい。そのために鎧を手放さなければいけないと思いました。

アロマと出会い自分の根っこの部分を癒したり、心と体はつながっていること、さらに化学や人の体についてとことん科学的な視点で追求しても、その先には宇宙とのつながりが見えるということ、里山に移ってからは、葛藤を調和に導くのに植物という中庸な存在が欠かせないこと、ゲーテ・シュタイナー的植物観察と出会ってからは自分の感情や思い込みを脇に置き、植物の本質的な力を観ることを学んできました。

そのプロセス全体を経験してきたからこそ、私は私の魂につながり「私の魂の声で生きる!先は見えないけれど、それでいい!」そんな選択ができたのだと思います。

「自由に100%自分の好きなことで仕事をするのが私。」

自由奔放な父を否定して、父と真逆の道を選び進み始めた私でしたが、気づけば私は父にそっくりに変容していました。怖ろしい!!(笑)

そんな自分と父を今では許しています。私が次のステージへ恐れを超えて進めるのも父親譲りなのかもしれません。

プロセスこそが自分にとっての薬

それからの私は植物観察三昧。好きな植物観察を仕事にすると決めたのです。植物観察を積み重ねながら、自分の日々の内的なプロセスが植物によって導かれるということを実感するようになりました。

どういうことかというと、自分自身の内側で起こる気づきを通してその観察している植物の本質的な力に気づいていくのです。

その植物を観察しているから、その植物に関係する必要な学びが私の人生に起こるのか、今自分の人生に起こっていることに対して、必要な植物を選び観察しているのか、そのどちらかはわかりませんが、植物と共鳴し、意味があって、目の前の植物を観察することになっていると実感するようになりました。

2021年から2023年の約2年にわたって「ドクダミ」という植物を受講生さんたちと観察してきました。

最初の1年はとにかく季節の流れの中で、ドクダミととことん向き合い、その本質を捉えていけるよう観察を続けました。

1年で終わる予定のレッスンでしたが、1年では観れていないたくさんのことがまだまだあることに気づき、皆の希望でもう1年ほどドクダミのレッスンを続けました。

2年目は火のステップに入り、観察からどのようなドクダミの薬を自分の為につくればよいかを一人一人考えていきました。

私はドクダミのハーブティーのブレンドを考えました。それはドクダミの本質的な力とつながる「変容をサポートする」というブレンドを目的にしていたのですが、ドクダミに何のハーブをブレンドするかについても、頭で考えたブレンドではなく、何の植物を使うべきなのか、人生のプロセスの中で教えられるのです。

頭で考えたブレンドは違うよ!と方向転換させられる出来事が起こったり、薬作りに必要な情報が自然に入ってくるのです。

ほんとに不思議な体験でした。薬作りは「成分やその場だけで作るものではない。プロセスだ。そしてそのプロセスこそが自分にとって大きな薬になる。」とドクダミ先生から教わりました。

いつでも薬作りについてをおしえてくれるのは植物存在そのものなのです。

薬作りは時間がとてもかかるものですが、そこには植物との対話が含まれ、そのプロセス自体を楽しみながら、そして自分の魂を成長させながら進めることができます。

Medicine(メディスン)の意味

改めてゲーテ・シュタイナー的植物観察は以下のステップで植物観察をしますが、私の人生を振り返りここまで述べてみると、この観察のステップ通りに私の人生が流れ、その中を生きていることに気づきました。

1.土の観察:先入観をのけて正確に見てスケッチする
2.水の観察:比較する。つながりや科ごとの関連性、時の流れの中での成長などを見る
3.風の観察:花の姿、色、形、香り、質感などから魂に響くものを感じる
4.火の観察:法則性をみつける。植物の本質的な力と出会う

今は結果としてここに「植物観察をしている私」が存在するわけですが、その背後にはそれにつながるたどってきた流れがあります。

何か「大いなるもの(理念)に動かされてきた」と感じずにはいられません。

私の人生は、まずはじっくりと目に見て触れることのできる人間の肉体の構造を観察して知ること(土の観察)から始まり、

肉体の部分だけではなく、体と心につながりがあるということや、科学と宇宙のつながりを知り、葛藤しながらも自分の方向性を見出し(水の観察)、

里山に移住してからは、アロマの小瓶の背景にある植物についてや、その植物が存在する自然や環境、さらに宇宙の天体の動きへと見えないものにも意識を広げ、魂に響くものを味わっていきました(風の観察)。

そして今は植物観察から薬作りのステップ、自分の本質的な力での創造へと(火の観察)。

このプロセスを歩みながら、両親と同じように自分の居場所と安住の地を求めてきた私が、植物に支えられながら、植物とともに、自然にそして必然に、「私という本質に目覚める」ことができました。

そして、敏感で繊細だった私は植物を介し人と接することで、徐々に心が開き、周りの人から受け入れられ支えてもらい「私の居場所」が与えられました。

きっとほかの人もこのステップで進めば本質に目覚めていくはずですし、人は皆、もうすでに「自分の道」を歩んでいるとも感じています。

おそらく今はそれが無意識で、眠っている状態で、自分の道に悩んでいるかもしれないのですが、意識的になりさえすれば自分の人生は神秘に満ちていることに気づき、畏敬の念が生れくるはずです。

そんな人生や人間の本質についての学びができ、人生の法則性に気づいたり、見えない意図に導かれていることを実感できるのが、Herbal Medicineで行っている「植物観察」なのです。

さて、英語でMedicineという言葉は、「医学」「内科的治療」「薬」という意味がありますが、 北米先住部族の使っているMedicineという言葉は、「自然の秩序や法則に沿った生き方」を教えてくれるもののことを意味し、鉱物、植物、動物などあらゆる存在を通じて、自然界を知り、学び、自然と調和した在り方を選ぶことだそうです。

私も植物を中心とした自然界のあらゆる存在を通じて、たくさんのMedicineを受け取ってきました。

自然と調和したあり方を選ぶこと、そしてそれが可能であることを皆に伝えたい。

それが自然界へのお返しと思っています。

そんな意味を込めて会社名はHerbal Medicine(ハーバルメディスン)となっています。

おわり!!
ここまで私の人生の軌跡と奇跡にお付き合いくださった方、本当に感謝です。ありがとうございます。

土屋いづみ

植物観察家:植物の言の葉を読む人。夫と猫4匹と里山で暮らし。
里山に生えている植物や、地球のお庭と名付けた畑で植物を観察しながら、自然の叡智につながる植物観察講座、四大元素と植物観察、里山薬草学、植物から学ぶフラワーエッセンス講座などをお伝えしています。日々のレッスンの様子は、インスタとFacebookをチェックくださいね。
「植物の色・形・ふるまいには意味がある。植物を対話するように観察すれば、精妙な感性や本質を観る目を養う。植物、人間、宇宙のつながりを知る古からの学びや植物との共鳴を通じ、自分と自然の叡智に触れる。」

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